ものがたり

物語〜story〜
 生きる居場所を見失い、遠く離れた海にやってきた亮。そこで、死を待つ老人と出会う。
勝手気ままな老人に振り回され、困惑する亮。そんな中、亮は老人に辛い過去があることを知る。
偶然出会った二人が過ごした“最期の一日”を見ていたのは、目の前に広がる海であった…。

2010年11月24日水曜日

編集Day1~EOS 60Dの素材変換~

素材も集まってきたところで編集がやっと始まりました。私が友人から借りているMacBook 2.26GHz/メモリー2GB環境下でEOS60Dで撮ったそのままのmov素材をQuickTimeでプレビューするのは問題なし。変換せずに、そのまま編集できるか、試しにiMovieにいれてみましたがダメ。Adobe Premireでなら、一応動きましたがやはり重くて編集はできそうにありませんでした。

 そこで、今回の編集を引き受けてくれたAikaちゃん。普段はフリーで編集をしているプロの方です。素材を渡し数日すると…Mac Book Pro内でProRes 422に変換し、Final Cut Proでスイスイ編集が可能な状態にしてくれました!

 初日の編集場所は、地域の区民活動センターのとあるコーナー。ここは以前、オーディションにも使ったことがあり、少し苦い経験がありました。なぜかというと、区民活動コーナーはパーテンションで区切られただけで音は筒抜けです。地域の中年、高齢の方が集まって楽しく談笑している。その時、女優さんがオーディションの台詞を一言。「じじいは、生きている理由がないなら、さっさと死ねばいいのよ!」…凍り付く、人々。
 ってなことで、編集から漏れる音にも細心の注意が必要でした。
 
 二人で、いろんな意見を交換しながらコンビニコーヒー片手に8時間通しで編集をし、3シーンまでの粗編をしました。お疲れさまでした。

2010年11月22日月曜日

ビデオサロン12月号掲載!



ビデオサロン12月号に短編映画「海のみる夢」の記事がついに掲載されました。見開き2ページでカラーでの掲載です。「EOS MOVIE 女子ムービープロジェクト〜女子メインで撮るショートムービー〜」というタイトルがついています。

 記事の中では私たちがCanon EOS 60Dを使い、どういう場面でどのレンズ、設定を使ったか、チームが誕生するまでのいきさつ、撮影の裏話などを書いて頂きました。この2ページの為に、長い時間と労力を割いて打ち合わせやインタビューをして頂き、さらに撮影に全面的に協力して下さった玄光社ビデオサロンの編集部の皆様にスタッフ一同、心より感謝申し上げます。この記事は、チームの宝物です!

 女子ムービープロジェクトの続編としてまたどんどん記事になっていけるように素敵な作品に仕上げられれば。。この先が楽しみです。今週末は、実景を撮りにまた鹿島の海へ戻ります。極寒の水中撮影も待っている…


ビデオサロン12月号
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2010年11月12日金曜日

CG打ち合わせ


本日は、回想シーンのCGの打ち合わせです。テーマは「夜の海の中に泡とともに昔の思い出の映像が浮かび上がって来るイメージを、再現すること」です。

 まず素材として必要な水中の泡。しかも、暗闇の中の泡が必要。瓶に水を張って、水を割り箸でかき混ぜてバブルをきれいに撮れるか実験。ロケの鹿島の海では暗すぎるのと、波が激しいので水中では思ったより素材は集められませんでした。
瓶の形状のせいで光の反射が抑えられず、なかなか、うまく泡が撮れない。
暗幕をかぶせてみるも、こんどは家庭用ビデオカメラにマクロレンズがないためフォーカスが合わない。
嗚呼、大きいプールに上から5Kのライトを一発照らして、水中撮影できたら、どんなに楽か〜。そんな妄想は置いておいて、大きな水槽を探して後日またチャレンジします。