ものがたり

物語〜story〜
 生きる居場所を見失い、遠く離れた海にやってきた亮。そこで、死を待つ老人と出会う。
勝手気ままな老人に振り回され、困惑する亮。そんな中、亮は老人に辛い過去があることを知る。
偶然出会った二人が過ごした“最期の一日”を見ていたのは、目の前に広がる海であった…。

2012年5月2日水曜日

上映会@代田橋「ナム・ギャラリー」

アーティスト交流会で、上映されました

「アーティスト交流会@シネマ観ようぜの巻」
●日時:4月21日(土)13:00~18:00
●場所:ナム・ギャラリー
 世田谷区大原1-56-6
 京王線/笹塚駅から徒歩5分、代田橋駅から徒歩5分
●参加費:2,000円(軽食+ドリンク)
 ※今回は「ナム・ギャラリー」さんのバーカウンターも利用可。
別料金(ソフトドリンク300円、アルコール700円)にてドリンクを販売します。
●ショートフィルム上映(ゲスト監督のトークもあり!)
※女子力と地域力を活かした映像制作チーム POZIFILMSプレゼンツ※
・田尾紗智子監督「アヒルの夢」 10分、「アカネグモPV」予告(予定)
・中平悠里監督「海のみる夢」27分
・高遠瑛監督「桜吐息」3分、「アルビレオ」予告3分
・外山光男監督「ぼくらの風」4分
☆スペシャルゲスト上映☆
2011年山形ドキュメンタリー映画祭上映作品
「軌跡ー小名浜0811ー」26分
監督:友利栄太郎、ナレーション:白永歩美(月蝕歌劇団)

2011年12月7日水曜日

名古屋シネマスコーレ「海の見る夢」特別上映!

名古屋市の映画館シネマスコーレでの特別上映が急遽決定しました。
私達の恩師である槙坪多鶴子監督の追悼上映「子どもたちへ」の後に続けて上映される特別上映です。「子どもたちへ」は、性教育の授業で宿題を出された児童たちが、家族や先生、友達と話し合いながら、生きることへの使命や勇気、そして「愛すること」を学んでいく心あたたまる映画です。20年以上も前に作られましたが、今観ても斬新でとても面白く、大人も学ぶことが沢山ある映画だと思います。「性教育」というと何か「恥ずかしい」というイメージがありますが、この映画を観れば「命や性」を与えられたこと、「命」を育むことに深く感謝し前向きになることができると思います。家族や大切な人と一緒に観て欲しいです。

名古屋近郊にお住まいの方、お近くにお知り合いがいたら、貴重な機会ですのでぜひ、私たちの映画も含め一緒に観てみませんか。

『子どもたちへ』と未公開映像、短編映画「海のみる夢」の上映
12月9日(金)、16日(金)の二回 10:30~12:20
前売券1000円
シネマスコーレ
JR名古屋駅、太閤口通口より西へ徒歩2分。 ミニストップ南側
〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F
TEL: 052-452-6036 FAX: 052-452-5572



2011年5月27日金曜日

キャンドルナイト上映会決定!ユーカリヶ丘・Natural Studio


映画「海のみる夢」の初夏の上映会が決まりました。
企画をしてくれたのは、環境を守る活動家で「エコリン長南」で竹製品を作って森を守る活動をしている田島さんと、ユーカリが丘の白いオーガニックカフェNatural Studioを営む麻紀さん。
去年の夏のオーガニックイベント以来「ここで上映会できたら」という夢がかないました!窓が大きくて、自然豊かな郊外の、やさしい人が集まる素敵なカフェです!

こんな時期なので、暗闇にキャンドルを灯して上映会をするというロマンチックな提案!大家族の団欒会みたいな感じで、やさしいく情緒的なキャンドル上映会です。
おいしいご飯もありますし、アコースティックミニライブも。
都会から少し離れた場所で虫の声と一緒に海の映画を見ませんか?私たちクルーも行きます!

ご予約は、Natural Studioまで。
 
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夏至間近!ろうそく灯してスローな夜を。
映画『海のみる夢』キャンドルナイト上映会 in ユーカリが丘 Natural Studio
~井戸端トーク&ちょこっと暗闇カフェライブつき~
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■日にち 2011年6月18日(土)
■時 間
18:00 開場~キャンドル点灯
18:30 映画上映開始(29分)
19:00 キャンドルナイトの中、お食事いただきながら、監督と一緒に井戸端トーク
20:00 ちょこっと暗闇カフェライブ(30分程度予定)
■料金 1,000円(ワンオーガニックドリンク付き)
■場 所 Natural Studio(ナチュラルストゥーディオ)
千葉県佐倉市宮ノ台3-1-10山万ビオトピアプラザテラス3
(山万ユーカリが丘線『中学校』駅下車すぐ左手:新宿駅から電車で1時間40分くらい)
■イベントのお申込先・予約先
Natural Studio(ナチュラルストゥーディオ)
Tel/Fax:043-489-3663
mail address: makifindlay@gmail.com–
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2011年3月6日日曜日

海の中のシーンの映像表現

さて、映画の見せ場!海の幻想的な映像をちょっと、ご紹介します。
映画を観ていない方に説明すると、ここは『海』が最期の夜に老人と青年に見せる過去の記憶を表現すると同時に、神秘的な「生(せい)」の力みたいなものの美しさも感じさせるとても重要なシーンです。


まず、海と月明かりの映像。
これは、VFX担当の横小路さんへ拍手の本当に美しい映像です。この映像を作った元の素材は手ぶれ満載の朝の海の映像でした。それがこんな風に見事に夜の幻想的な海へ、生まれ変わりました。何度みても美しい…ちなみに映画の中で、数秒程、本物の海が月明かりに照らされている映像も出てきます。どちらが、本物か比べてみて下さい。


そして、海の中。月が海の波とディゾルブするのをきっかけに、映画の画面はどんどん海の底へ沈んでいきます。沈むにつれて、聞こえて来る水のコポコポと言う柔らかな音…っという感じです。
これは、海の映像の輝度を分析しながら、そこに違う映像を反射させている?ということ。
だから、とてもリアルに、海の中に映像が照らされて出てきたように見えます。水って本当に綺麗ですね…




そして現れるのが、これらの映像です。
企画当初、この映像はアニメーションで手書き風に表現しようと思っていました。
ですが、実写で表現することに挑戦してみようということで、水槽の水や布、紙やプロジェクター、クリスタルや鏡、扇風機など色々な物を使って実験し、いかに海中で見ている記憶のように表現できるか試行錯誤を繰り返しました。それでも、何か映像が面白くなかったので、それをさらに横小路さんに水の反射を加えて頂いたところ、大正解!光と海のあぶくが集まってできたような、少しアニメーション風の面白い映像になりました。かなり興奮する作業でした。実験と共同作業を繰り返し、いろいろな新しい表現に出会えるのは、映像製作の醍醐味!
これからも「それ、いい!」って言いあいながら和気あいあいと楽しく作っていきたいなあ。
そういう現場や職場が作れたら理想的ですね。

次はそろそろ映画祭のお話です。お楽しみに。

2011年3月5日土曜日

続!『海のみる夢』完成試写会〜フォトレポート〜

    
     試写会の写真を頂いたので、ご紹介します。 


     会場にきてくれたお客さんの様子です。




今回は監督&プロデューサー&カメラ&美術&編集の女子パワーが集まりました!



 映画製作チームの皆さん!撮影の打ち上げ以来、久しぶりにメンバーが集まりました。
映像業界で活躍しているプロの方から大学生、自営業、会社員まで色々自分の生活が忙しい中、今回の自主映画に参加してくれました。



 「映画って本当に色んな人の力で出来ているんですね」との感想がありました。本当に、そうなんです!「みんなでみる夢」。そんな映画にできればと思ってました。
 色々ありましたが、最後は、チームが集まれて本当によかった。そして、観に来てくれた皆様、観に来れなかったけど応援してくれている皆様、本当にありがとうございました。
 次は、話題の海の幻想シーンをご紹介しますのでお楽しみに!

2011年2月27日日曜日

満員御礼!祝!完成試写会!


 会場に人が集まらないのではと心配された、「海のみる夢〜Homeless at the Beach〜」完成試写会。ふたを開けてみると、当日は60名以上の方が会場に来て下さいました。
用意されていた椅子が足りなく、立ち見の方も出てしまう程でした。そして、観られなかった方の為に1回上映を急遽2回上映にすることになりました。来場されたのは、関係者はもちろん、一般の方も多くいらっしゃいました。下は3歳、上は70代まで、老若男女色々な方がご来場されました。そして、会場に華を飾ったのは何と言ってもメインキャストの3名、リーマン・F・近藤さん、上田辰也さん、池田優菜さんでした。三人は舞台挨拶でそれぞれ映画への想いを語って下さいました。

 映画を観た方は一同にまず「よかったー!」との一声。そして「映像がともかくキレイだった、サウンドがよかった、役者さんの表情がよかった、海の中のCGシーンが美しかった、クオリティーが高い、重いテーマがさわやかに描かれている」などの感想を頂きました。もちろん改善するべき点も、沢山ご指摘頂くことができました。

 そして映画に関わったスタッフもほとんど会場に集まり、お客さんからどんな反応が来るかドキドキしながら映画をみました。今回、初めて完成した映画をみるスタッフがほとんどでしたので、上映後、チームひとりひとりが挨拶をしている時は皆、ほっとした表情をしていました。「また、一緒に映画を作りたい!」と言ってくれたスタッフ、キャストの皆さん、どうもありがとうございました。この映画を作らせてもらって本当によかった、いろんな方に出会えて本当によかった、完成して本当によかった、逃げ出さなくて、本当によかった(笑)

 映画は観てもらって完成するものなので、自主上映会や、映画祭出品など、今後のこの映画の展開が本当に楽しみです。今回の試写会を観て、上映したいという方もいたので、今後また上映情報をアップデートしていきたいと思います。

 

2011年2月25日金曜日

ビデオSALON.Webに紹介されました


映像制作のための情報マガジン ビデオSALON.Webに先日のMAの取材のことが紹介されました。

以下記事より
「最終段階、MAルームにお邪魔しました。役者さんにナレーションを入れていただき、
それも含めて最終的にミックスダウンします。

その作業は東京テレビセンターの高木創さんが担当されました。

高木さんに自主映画における音声の収録、加工、ミックスについて、
この映画を例に、実践的に原稿を書いていただくことになりました。
すごく参考になる記事になると思いますので、ご期待ください!」とのことです。

記事は、ここをご覧下さい。
http://www.genkosha.com/vs/cat752/entry/eos_60d.html?rss

写真:上田辰也さんのナレーション入れの様子